女性ホルモンとは文字通り女性らしさを作り、女性の妊娠・出産・健康に欠かせないホルモンであり、美容にも良い効果をもたらします。一生にごくごく微量しか分泌されませんが、その影響は絶大。適切に分泌されていれば、美しい肌に髪、豊かなバストが手に入るのです。では女性ホルモンを増やし、キレイになるにはどうしたらいいのでしょうか。そこで、ここでは女性ホルモンの持つ作用や増やし方、どの食品をとればよいのかまでしっかり解説するので、参考にしてくださいね。

[ad#ad-1]

キレイになるための女性ホルモンの増やし方！５ステップ

1：女性ホルモンについて知ろう

女性ホルモンの増やし方について学ぶ前に、まずは女性ホルモンの持つ効果について知りましょう。

女性ホルモンとは

女性ホルモンはエストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）の種類です。月経周期に合わせて2種類のホルモンが増減しながらバランスよく分泌されることによって、女性の妊娠・出産・健康の助けになるのです。
女性ホルモンは一生にティースプーン１杯分しか分泌されません。20〰30代がピークで、以降は加齢により減衰していきます。20〰30代であってもホルモンはささいなことで乱れてしまいます。
女性ホルモンの増やし方とは、より正確には女性ホルモンを増やすというよりバランスを整え、減らさない工夫をすることです。

女性ホルモンの効果

女性ホルモンのうちエストロゲンは美のホルモンと呼ばれ、女性を美しくしてくれます。お肌に嬉しい効果も盛りだくさんです。

エストロゲンがもたらす肌への効果

これらの作用が合わさることで美肌が作られていきます。
またコラーゲンが生成されることは髪質の向上にもつながるので、美髪効果も同時に得られますよ。

バストアップ効果

エストロゲンは丸みを帯びた女性らしい身体を作るためにも作用します。女性の胸は乳腺と乳腺を守る脂肪からできていて、その割合のほとんどを脂肪が占めます。エストロゲンには乳腺を発達させる働きがあります。乳腺が発達するとその分脂肪がついて胸が大きくなります。また、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンには乳腺を形成して乳腺を増やす作用があります。乳腺が増えることでハリのあるバストになります。

女性ホルモン、とくにエストロゲンの美容効果はすばらしいです。しかしエストロゲンとプロゲステロンがバランスよくとれていないと、生理不順や情緒不安、PMSや乾燥肌など不調の原因になります。エストロゲンばかり摂取するとかえって逆効果ですので注意しましょう。

2：女性ホルモンを整える栄養素をとろう

ここからは気になる女性ホルモンの増やし方について解説します。
女性ホルモンについて知ったら、次はどのように分泌を促すかです。栄養を摂ることが女性ホルモンの増やし方の基本になります。女性ホルモンの分泌やバランス調整などによい栄養素を紹介します。栄養素を含む食品も併記しています。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは女性ホルモンではありませんが、化学構造的にエストロゲンにとてもよく似ています。エストロゲンの不足時に、代わりにエストロゲン受容体にくっついてエストロゲンに似た効果を発揮します。エストロゲンの持つ美肌・美髪効果やバストアップ効果ももちろん得られます。エストロゲンの代替として、女性ホルモンの分泌が減少してしまい、増やすのが難しい30代以降の女性にとって強い味方です。
食品：大豆製品（豆乳、豆腐、味噌など）

ビタミンE

プロゲステロンの材料になります。また、女性ホルモンの分泌にかかわる脳下垂体や卵巣に働きかけ、女性ホルモンのバランスを調整する栄養素です。
食品：かぼちゃ、ナッツ類、アボカドなど

亜鉛

女性ホルモンを作り出し、増やすサポートをします。
食品：牡蠣、うなぎ、牛肉など

ボロン（ホウ素）

バストアップサプリによく含まれる栄養素として知られます。エストロゲンの分泌を高める作用があります。エストロゲンが乳腺を発達させ、バストアップにつながります。熱に弱いので注意
食品：キャベツ、りんご、梨、ぶどうなど

ビタミンB6

エストロゲンの代謝をよくし、ホルモンのバランスをとる栄養素です。
食品：まぐろ、カツオ、サンマ、レバー、大豆食品など

これらの栄養素を食事やサプリメントで補いましょう。ただし過剰摂取にならないよう注意が必要です。

3：ツボ押しも効果的

カンタンお手軽にできる女性ホルモンの増やし方として、ツボ押しもいかがでしょうか。女性ホルモンの分泌を促してくれるツボをご紹介します。

壇中（だんちゅう）

左右の乳首のちょうど真ん中に位置しています。女性ホルモンの分泌を促進し、バストアップに効果的なツボとして有名です。

中院（ちゅういん）

おへそとみぞおちの中間に位置するツボで、女性ホルモンの分泌を活発にします。

自律神経を整える労宮（ろうきゅう）や神門（しんもん）も合わせて押してみるのもよいでしょう。

4：ストレスはためずに発散する

脳の視床下部から脳下垂体、さらにそこから卵巣に指令が届き、女性ホルモンは分泌されます。視床下部はストレスに弱いため、ストレスを感じるとホルモン分泌のコントロールがうまくきかなくなり、ホルモンバランスが崩れる原因となります。趣味やリラックスの時間をとって、ストレスがたまらないように注意しましょう。

5：規則正しい生活を心がける

せっかく女性ホルモンの増やし方を学んでも、生活リズムが乱れた状態では効果は半減。疲労や栄養不足もホルモンバランスの乱れにつながります。
生活のリズムをしっかり整えましょう。夜更かしをせず、十分に睡眠をとりましょう。疲れたときは、しっかり休息をとること。
ホルモンの分泌は栄養状態にも左右されます。食事もバランスよく、ステップ2であげたもの以外にも、栄養をきちんととりましょう。過度なダイエットは禁物です。健康であることも女性ホルモンの増やし方のうちですよ。

以上女性ホルモンの増やし方についてお伝えしました。やはり必要な栄養をとり、規則正しく健康的にすごすのが一番ですね。
女性ホルモンを整えて、キレイになりましょう！

[ad#ad-2]