目の前にいる相手の心が分かればいいのに…と考えたことはありませんか?好きな相手や職場の先輩との付き合い方など、分かっていれば、あんなことしなかったのに…と後悔した方もいると思います。
人の心理を理解できる人ほど、人間関係が円滑にいっている場合が多いでしょう。あなたの周りにも、そんな観察眼と心理に長けた方がいらっしゃるはず。人は、心で感じたこと、思っていることは、無意識に仕草や癖に表れるものです。今回は、その仕草や癖から、相手の深層心理について、紹介していきます。
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目次
相手の心が丸見え!?仕草や癖で読み解く深層心理まとめ
1:目で感情が分かるポイントとは!?
目は鏡・心の窓と言われているように、人の心の状態(感情)を映し出します。これは、目を見れば、相手の心情が推し量れるということです。例えば、人は、良いことがあって興奮したり、好きなものを見ている時、瞳孔が開きキラキラと輝くもの。他の感情の時は、どのような状態になるのか、学んでいきましょう。
まばたきが増える場合
動揺していることを表しています。あなたに知られたくない秘密があるのかもしれません。
虚ろな目になる場合
やる気がないといえます。疲れているのかもしれません。虚ろな目で暗い表情が長く続いている場合、うつ病の可能性もありますので要注意です。
目を逸らす場合
自信がなかったり、興味がないことを表しています。あなたが話をしている時に、頻繁に目を逸らすようであれば、相手が退屈しているサインかもしれません。
目を逸らさない場合
気が小さい性格です。中には、あなたへの好意から目を離すことができない人もいます。気が小さい人なのか好意なのか、判断に迷ったら瞳孔の開き具合を観察しましょう。人は、好きなものを見ている時、瞳孔が開きキラキラと輝きます。
目を細める
あなたがどんな相手なのかを探っています。
上目遣いをする場合
優しくしてほしい時です。相手はあなたのことを伺っています。
目が泳ぐ(左右に動く)
頭をフル回転させて考えている時です。むやみに話題を変えたり、話しかけることは控えたほうが良いかもしれません
目が上を向く
何かを思い出そうとしているか、考えごとをしている時です。興味が逸れているわけではないので、相手の答えが出るまで、ゆっくりしていて大丈夫です。
目が下を向く場合
落ち込んでいたり、謙遜や照れがある時です。目上の人と話をしている時に、この仕草が見られたら、畏縮している場合があります。
目を閉じる場合
考えを整理している時や、不安や恐怖を感じた時に出る仕草です。
目を合わせない場合
嘘をついています。注意しましょう。うしろめたい気持ちを持っている時や、怒りを感じている時も、目を合わせません。ただ、自閉症を患っている方の中には、目を合わせることが難しい方もいますので、状況判断が必要です。
いかがでしたか。意外と思うこともあったかもしれませんが、早速、明日から気になる相手の目を観察してみて下さい。ただ、あまり目を見つめすぎても失礼になってしまいますので、さりげなくを基本にすると良いでしょう。次は、耳から分かる心理を紹介します。
2:感情は耳からでも分かる!?
耳が赤くなる場合…興奮しています。恥かしい時は、耳だけではなく、顔全体が真っ赤になる人もいます。
頻繁に耳を触る
緊張や不安を感じています。もう話は聞きたくないと退屈している場合も触る時があるので、この仕草が続くようであれば、会話や現状に注意を払う必要があるかもしれません。
普段、髪の毛で隠れていて見えづらい耳からでも、相手の心理は分かるものです。ぜひ観察してみて下さい。次は、鼻の動きから分かることを紹介します。
3:鼻の動きから分かるもの!?
鼻の穴が膨らんでいる
興奮しています。意気込みを入れるような興奮であれば問題ありませんが、喧嘩が始まる前の興奮であれば、速やかに離れた方が賢明です。
頻繁に鼻を触る
隠しごとがある時や恥かしい時に、顔を覆い隠す替わりに出る仕草です。あなたに何か隠していることがあるかもしれません。
鼻でわらう
相手を下に見ることで、優越感を保とうとしています。あなたを傷つける人ですので、近づくのは控えたほうが良いかもしれません
鼻歌が出ている場合
気分が良いことを表しています。哀しみを紛らわせようとしている場合もあります。
いかがでしょうか。そういえば、あの人の鼻の動きはこうなっている!とお気付きになった点もあったかもしれません。次は、口について紹介します。
4:口は目ほど物を言っている!?
口元が緩んでいる場合…話に関心や興味があることを表しています。常に緩んでいる人は集中力に欠けることがあります。
口元が閉じて結ばれている
拒絶や抵抗、防衛反応の表れです。興味のない会話で、自分が喋りたいと思っている人も口が閉じます。
口角が上がる
相手にいい印象を与えたいという表れです。常に上がっている人は、前向きで幸せな性格です。
口角が下がる
嫌なことから耐えている時の表れです。常に口角が下がっている人は、不平不満を抱えていますので、距離を置いた方がいいかもしれません。
口元が渇いている
緊張や不安を感じています。リラックスできるような気遣いを求めている可能性があります。
口が曲がる
話の内容に不同意や批判を持っています。この仕草が見られたら、要注意です。あなたの意見に賛成できない部分があるのかもしれません。
口を大きく開けて笑う
心が開いている表れです。あなたを信頼しています。
口を開けずに笑う
慎重で中々本音を見せないお愛想笑いです。あなたを警戒しています。
口元に手をあてて話す場合
何か隠しごとがある時の仕草です。不安や心配事がある時や驚いた時に、思わず口元に手を持っていく方もいますが、話をしていて、ずっと口に手を当てている時は、あなたに隠しておきたいことがあるのかもしれません。
唇を噛む
悔しさを我慢していたり、ストレスを抱えて耐えていることを表しています。気付かずにしている時もあります。
顎に手を当てる
髭を触る癖かもしれませんが、見栄っ張りで自信過剰であることの表れです。話し合いの時に、この仕草をしている時は、考えごとをしています。
顎を突き出す
相手よりも上であることを表しています。自己顕示欲が出ている時ですので、刺激をすることは控えた方が良いかもしれません。
頬杖をついている
退屈しています。不安や緊張から安定を求めている時もあります。
いかがでしたか。目は口ほどに物を言う、という言葉がありますが、これは、目も口ほどに物を言う、とも言われています。目も口も、相手の心理が、よく表れる箇所として覚えておいて下さい。
最後に、身体、手、声の仕草・癖から分かる心理を紹介します。
5:身体の向きで好意度を量る!?
身体が前に乗り出す
とても興味を感じている時です。相手の興味が何かを知るチャンスです。
身体が遠ざかっている
興味を感じていない時です。椅子の背もたれに背を当てている時は休んでいることがありますが、長い時間、同じ姿勢であれば退屈している可能性が高いです。
身体がこわばっている
緊張しています。リラックスしている時、身体は柔らかくなります。
身体の向きが正面ではない
早く立ち去りたいという表れです。腕を組み、足や爪先も外に向いてしまっている場合は、相手に心を開いていません。腕を組むことも自己防衛です。反対に、身体を近づけても、相手の様子に変化がなかったり、相手が、こちらの触れるなどしている場合は、心を開いている可能性が高いです。ただ、これはエレベーターや満員電車など、逃げ場がないところ以外での反応を参考にして下さい。相手の身体が、こちらに触れたからといって、安易に心を開いていると判断することは早すぎるので注意してくださいね。
6:手の動きは何を表している!?
手や指を動かしている
頭をフル回転させて考えている時です。早口で喋っている時、手がせわしなく動くこともあります。
手を隠す
ポケットに手を入れている場合は自信がない表れです。不安を隠し落ち着かせるために手を入れます。相手を見下しているために、手を出さない人もいます。どちらか判断に迷う場合は、顎の角度や鼻で嗤われていないか、観察をして下さい。テーブルの下に隠している場合は、本音を隠そうとしています。
拳を握っている
話を聞きたくない時の拒絶の表れです。心を開いている時は、指を広げたり、軽く握っています。
手で顔や唇を触る
ストレスや不安を感じていて、気持ちを落ち着かせるために触っています。
汗をかいている
恐怖や緊張を感じています。恐怖や緊張が高ぶると、震えが出る時もあります。
指でテーブルを叩き続ける
相手に苛立っている時と、自分自身の不安を癒すために行っている時があります。足の貧乏ゆすりと同じです。どちらか判断に迷う場合は、その場の状況や会話の流れ、目や口元の動きなど、複数の箇所の仕草を観察して下さい。
7:声から分かる感情のポイントとは!?
声がはっきりしている・していない場合
はっきりと落ち着いている時は、気持ちも安定しています。自信がなく、落ち込んでいる時は、声は小さく、口調もはっきりしません。
声が大きくなる
目立ちたがりの表れです。その場で、自分に注目してほしいという自己顕示欲が出ています。
声が小さくなる
自信がなくなり、落ち込んでいる表れです。消極的になっており、口調もはっきりしません。
声のトーンが高い・低い場合
トーンが高くなっている時は、気持ちが高ぶっている時です。低くなっている時は、落ち込んでいます。好きな人と話す時、声のトーンが上がることがあります。
口調が速くなる場合
普段、早口で喋らない人が早口で喋る場合は、興奮しているか、嘘を隠したい時です。何かトラブルに見舞われ、不安や緊張がある時も速くなります。
声や口調は、目に見えるものではありませんが、相手の心理を表す癖です。普段から、相手を観察し、どの場で、どういう声のトーンや調子になるのかを覚えておくと、機嫌の悪い時や良い時の判断の基準の一つの参考になります。
いかがでしょうか。以上、仕草や癖から表れる相手の深層心理についてお伝えしました。少しでも、人間関係を円滑にするための参考になれば幸いです。日々、生活する中、人と人との関係は良いものであることが一番です。
さて、早速、明日から観察をするぞ!という方に、2点、心に留めてほしいことがあります。
1点目は、人の心の状態から出てくる仕草や癖は様々である、ということです。相手によっては、単に体調不良だったり、子どもの時からの癖なのかも、というものも。一瞬の仕草だけで、相手の心理を推し量るのではなく、日々のコミュニケーションの中で、あの時はこうだったけど今日は違う、あの人だけには違う、など比較して、総合的に判断して下さい。
2点目は、相手の見えている面(仕草や癖)だけが全て、と決めつけてしまうと、思い込みや偏見で、それ以上、相手のことを正しく見えることができなくなってしまう、ということです。世の中には、へそ曲がりや、自分の本当の気持ちを表さないように押し殺している方、感情の出し方を忘れてしまった方もいます。それぞれに事情があることを忘れず、まだ、隠された気持ちがあるのかもしれない、そんな余裕を持って、仕草や癖を観察をして下さい。もしかしたら、今まで以上に好きな人と仲良くなれたり、嫌いだった相手がより近い存在になるかもしれません。
まとめ
相手の心が丸見え!?仕草や癖で読み解く深層心理まとめ
1:目で感情が分かるポイントとは!?
2:感情は耳からでも分かる!?
3:鼻の動きから分かるもの!?
4:口は目ほど物を言っている!?
5:身体の向きで好意度を量る!?
6:手の動きは何を表している!?
7:声から分かる感情のポイントとは!?
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