母親に対して「口うるさい」「干渉してくる」など、嫌いに感じることがありますよね？大多数の人は、一時を過ぎればまた仲良く接することができるものです。

しかし、中には、小さい頃から母親のことが嫌いで、大人になってからもその思いが消えずに辛い毎日を過ごしている人がいます。母親が嫌いという思いから、苦しみ、自分を責めてしまう人も少なくありません。
どうしたら、この思いから解放されるのでしょうか？母親が嫌いという辛い気持ちから解かれるために実行すると良い事項をまとめてみました。ぜひ参考にして、あなたの心の負担を少しでもやわらげるようにしてみてくださいね。

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母親が嫌い！心を楽にするために行う行動とは？

１：母親と距離をとる

どうしても母親が嫌い、一緒にいたくないという気持ちが強い場合、いったん距離を置いてみましょう。どれぐらいの距離になるかは、あなたのできる範囲で行ってくださいね。

同居している場合は、家を出て一人暮らしをする。連絡も緊急時のみにする。同居していても、あまり顔を合せないように、家での過ごし方を変えてみる。
離れてみることで、気持ちがラクになるばかりではなく、嫌いな母親との関係を改めて考えるきっかけができます。

一体、母親の何が嫌いなのか・何が許せないのか、ゆっくりと自分の心に問うてみてください。嫌いな反面、母親への感謝の気持ちや好きなところも、きっと浮かんでくるはずです。いつもご飯を作ってくれたこと・体調を心配してくれたこと…。疎ましいと感じていた母親の言葉にも、ありがたさを感じて心に沁みるでしょう。

感謝の気持ちは、「気づくのが遅かった！」ということはありません。ありがとうと一言だけ母親に伝えてみるだけでも、今までの印象や良い方に変わってくるもの。ぜひ試してみてくださいね。

２：自分を責めずに、「嫌い」を受け入れる

母親のことが嫌いという事実に向き合えず、「どうして私は母親を嫌いなんだろう」と自分を責めてしまう人もいると思います。無理して好きになる必要はありません。いくら親でも、どうしても好きになれず、分かり合えないことはあります。

あなたは、間違っていません。ですから、「母親が嫌いな自分はおかしい」と、自分を責めて悲観的にならないように注意してくだいね。「嫌い」という思いを受け止めてください。どうしても好きになれないのは、しょうがないもの。自分の気持ちにを受け入れることで、心苦しくなったりせずに、堂々と生きていけるのです。

３：我慢をせず、気持ちを伝える

母親を嫌いという気持ちを誰にも話せずに苦しみながら生きていくのは、とてもツラいことですね。なにごとも我慢しすぎるのは良くありません。
あなたが「母親を嫌い」という事実を、直接母親に伝えることも、母親嫌いを克服するための大きなステップになります。

なぜ嫌いなのかを直接伝えることで、あなたの心の負担は今よりも軽くなるはずです。そして、母親も、自分がとってきた行動や言動を振り返り、改めるきっかけになります。ずっと１人で苦しんできた分、その心の内を母親に分かってもらいましょう。
母親にとっては覚えていないような小さな出来事も、あなたにはとても大きな傷になっているかもしれません。

苦しみを分かってもらうことで、お互い心を寄せ合うことができることもありますから、ぜひ伝えてくださいね。

４：少しずつ許していく

嫌いになってしまうと、相手の姿を見るのもどんどんイヤになり、拒否反応が出てしまいます。
母親のことをすべて許すのは難しいかも知れませんが、少しずつ許していけるように考え方を変えていきましょう。母親との今までの記憶を振り返り、どうしてそんな行動をしたのか、あなたなりに解釈をしてくださいね。そこで、もしあなたが「本当は愛されていたんだ」「伝え方が不器用なだけなのかも」と母親のことを思えたら、きっと許していくことができるはずです。

５：諦めることも大事

とことん努力して母親と向き合おうとしても、母親自身に変わる気配がなく、何をしてもダメだった場合…。潔く諦めましょう！
母親というより、「一人の人間」として考え、「この人はこういう考えだから仕方ない」という考えを持って接していくと意外と気持ちが楽になります。

そして、嫌いな母親の姿は反面教師として捉えてください。あなたは、母親と同じような人間にならないという強い意志を持つようにしましょう。母親の嫌いなところを見て、学ぶのです。

いかがでしたか？ずっと抱えてきた「母親が嫌い」という現実。そのツラい思いを解放していくために様々な気持ちの整理が必要です。しかし、考え方一つで本当に心がラクになるのです。悩んでばかりいないで、思い切って実践してみてください。トラウマとはさよならし、最高に明るい毎日がやってきますよ！

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